グローバルサイトが翻訳しただけの「英語サイト」ではいけない3つの理由


現在公開されている日本企業の「グローバルサイト」の多くは、日本語サイトを翻訳して制作された英語版のサイト、つまり「日本語サイトのミラー」かと思います。

ですが、その英語サイトは、本当に貴社のグローバル展開の役に立っているのでしょうか?

一部の例外を除いて、日本企業のグローバルサイトは言語を翻訳しただけの英語サイトではいけない、というより「もったいない」と私たちが考える理由は大きく3つです。

理由1:国内/海外で事業やサイトの目的が異なる

そもそも国内の事業と海外の事業は全く同じという会社は少ないのではないでしょうか?

海外で販売促進したい製品・サービスのマーケティング戦略は、国内のものとは異なることが多く、従ってウェブでの情報発信についても同様に、目的に合わせた戦略が大切です。流通の形態や競合環境も異なるわけですから、顧客が比較検討する基準も、そのために必要な情報も変わるはずです。

さらに、日本では当たり前すぎて強調していないことでも、海外ではアピールすべき特徴というのもあるかもしれません。品質の優位性や、サポート対応など、英語サイトのユーザー目線でアピーリングなポイントが隠されていないか、今一度、考えてみることも有効でしょう。

理由2:海外では企業(ブランド)が認知されていない

国内と同じくらい海外でも広く認知されている日本企業(ブランド)というのはトヨタやパナソニックなど、ほんの一部です。B2B企業となると、たとえ売上高1兆円企業であっても、海外ではあまり知られていません。中国や韓国、台湾の会社と混同されているケースも珍しくありません。日本国内ではネームバリューがある場合でも、グローバルサイトでは自社のことを全く知らないターゲットを想定して、基本的な情報をわかりやすく伝えていく必要があるのです。

日本語のコーポレートサイトは、企業像を当然理解しているという前提で作られているので、それを翻訳しただけの英語サイトを海外の人が見ても「何の会社なのかわからない」ということになってしまうおそれがあります。

理由3、ユーザーの求める情報量やデザイン感覚が違う

日本語コーポレートサイトのユーザーは顧客、取引先、投資家、求職者などさまざまで、その目的も異なるため、多様なユーザーの幅広いニーズに応えるために、日本語サイトの情報量は多くなりがちです。また、9割以上のユーザーが日本人なのでデザイン的な感覚にも大きな差はありません。

しかし、グローバルサイトは目的も対象も日本語サイトと比べると範囲が変わります。まず、グローバルサイトのユーザーの多くは詳細な情報より端的な情報を求めています。ざっと概要を理解したうえで、さらに情報が知りたければ電話やメールで直接問い合わせをしたほうが早い、という価値観なのです。

また、デザインに対する感覚も異なります。例えば日本人やタイ人は一般的にアイコンやイラストを多用したカラフルなデザインに好印象を持ちますが、欧米では子供っぽいととられる可能性があります。日本を中心とした世界地図は英語圏のユーザーには不自然に映るなど、ちょっとしたグラフィックの使い方などにも配慮が必要です。

いかがでしたか?

日本以外の世界を「グローバル」とひとくくりに語ることは難しいのですが、御社のグローバルサイトにも一番重視したいターゲットと目的があるはずです。言語や文化の違いをふまえ、サイトのターゲットと目的に合わせてユーザー目線で作り直すことで、ただ翻訳しただけのサイトを役に立つグローバルサイトに生まれ変わらせることができます。

「うちの英語サイト、今のままでいいのかな?」と感じたさいの参考にしてみてください。

#英語 #グローバルサイト #ウェブ

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